まるで1つの街!? 日本を救うアメリカ発祥の介護施設

   

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CCRCってなに??

 

「Continuing Care Retirement Community」の略。 直訳すると「継続的なケア付きの高齢者たちの共同体」。 仕事をリタイアした人が第二の人生を健康的に楽しむ街として米国から生まれた概念。 元気なうちに地方に移住し、必要な時に医療と介護のケアを受けて住み続けることができる場所を指す。

引用:コトバンク

 

要は、元気なうちから施設に入り理想の老後を手に入れるということです。

 

簡単に日本の介護施設との違いを見てみると

施設名 特徴
日本の介護施設 介護が必要になってから入る
CCRC 健康な時から入る

という感じです。

 

そして今回、縁がありアメリカ最大規模のCCRCである ’Laguna Woods Village’ に行くことができました。
今回はそこで感じた、日本の人とアメリカ人の介護・老後の価値観の違いを中心に書いていきます!

 

世界的にトップクラスの高齢化社会の日本にいる皆さん必見です!!

 

介護施設が1つの街!?

 

見てください!この圧倒的な広さを!!

広さはなんと東京ディズニーランドの約20倍です!!

 

注目すべきはその広さだけでなく、施設のバラエティの豊富さです。

住居は高級ホテルさながらのクオリティで、ジム、ゴルフ場、植物園、映画館、そしてなんとテレビ局まであります。

加えて、ダンスなどのクラブ活動、パソコン教室まで学びの機会もあります。

 

最も驚いたのがこのLaguna Woods Villageは住民が自ら行政を行う自治制を取っているということです。

選挙で選ばれた住民が議会を開き行政を行なっています。

 

まさに施設が1つの街になっていますね。

本当に見学した瞬間すぐに入居したい!!と思わせるようなクオリティでした。

 

アメリカ人と日本人の介護施設へのイメージの違い

 

日本人にはどことなく、介護施設に入ることをネガティブなイメージと捉えてるような気がします。

 

それに比べ、このLaguna Woods Villageには皆さんはポジティブなイメージを持っていて、皆さん活き活きと暮らしていました。

 

ちなみにカルフォルニアに来て、現地で活躍している日本人の方に会って思ったことは
「好きなことをして楽しむことが若さを保つ秘訣」だということです。

 

常に新しいものに触れていると脳は刺激され、脳年齢が若く保て、それが見た目や雰囲気に現れてくるののかなと思いました。

 

したがって、CCRCには

「介護が必要になる前に活き活き楽しく暮らし、健康寿命を伸ばしていき介護費用を抑えていくという狙いがあります。

 

今後、我々が考えていくべきこと

 

医療技術の進歩により、我々は100歳まで寿命が伸びると言われてます。

 

しかしながら、これは素直に喜べるものではありません。寝たきりのまま寿命だけが伸びてしまってる状態は幸せとは言えないからです。自由があり、好きなことができる状態

つまり、健康寿命を伸ばしていくことが本当の意味での長生きだと言えます。

 

いかに、健康寿命を伸ばしていくか。

これが我々が考えるべき課題ではないかと思います。

 

地方創生の鍵CCRC

 

CCRCは個人単位で健康寿命を伸ばすことに貢献するだけではなく、経済面でも社会に大きくいい影響を与える可能性もあります。

 

私は特に「地方創生」に貢献すると考えています。

( [地方創生] 第2次安倍政権で掲げられた、東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした一連の政策である。参考; Wikipediaより)

 

ちなみにですが、国内外からの旅行者が地方に行って消費を生み出したとしても、それが地方創生には繋がるとは限りません。

その地域で生産と消費が起こり、経済が回る「地産地消」が地方創生には必要だからです。

 

例えば、その地方のレストランが儲かったとしても、その地域外から食材など購入してしまい、その地域からお金が逃げてしまう場合です。

 

それを踏まえた上で、CCRCの上手な活用法をみていきましょう。

具体的に言うと、CCRC内で雇用と消費を生み出していくことです。

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このようにCCRC内でシニアに施設内で働くできるように環境を整えて、またそこで消費を生み出し、
1つの独立した「お金が回る街」を作るのはどうでしょうか。

また、一般人にも施設の一部のサービスを公開すれば収益も生まれてきて、介護費用の削減に繋がります。

 

さらに、アメリカには大学連携型CCRCというものもあり、そこではシニア学生が再びキャンパスで学んだり、自らの経験を活かし教壇に立つような「半学半教」の生活を送ることができます。

 

CCRCは少子化で経営が厳しくなってくる日本の大学への救世主にもなるかもしれません。

 

まとめ

 

寿命が伸びていく中でいかに健康寿命を伸ばしていくかが今後の課題です。

 

また、アメリカと日本と介護制度の考えの違いは

考え方 タイプ
日本 介護が必要になってから介護する 対症療法
アメリカ 介護をなくすために健康状態を伸ばす 根治療法

 

本来、東洋医学は根治療法だったはずですがいつからこの考え方が消えたんでしょうか、、、

 

そして、CCRCのメリットですが

  • 介護費用削減
  • 健康寿命の延伸
  • 地域創生
  • シニアが活躍できる場の提供

などが挙げられます。

しかしながら、CCRCの重要性を理解しながらも「アメリカと日本は国民性が違う」、「制度が違う」などいう反応も多いと思います。

ですから、「うまくCCRCの良さを引き出し、日本の国民性に合うもに作り変えて取り入れていくこと」が今後の超高齢化社会を救う鍵となるでしょう。

 

かなり主観的な意見や机上の空論を述べてしまいましたが、温かい目で見守ってくれたらと思います笑

 

今回も長文ご愛読して頂きありがとうございました!!

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同志社大学GCE3年生。 オーストラリアやアメリカへの留学経験を生かして、国際交流会や英語の教育事業などを手掛けている。 また、独自のchaenコインを作成するほどブロックチェーン技術に関心があり、大阪でその組織作りも行なっている。 現在は1年間休学して、上海で日系企業の上海法人の立ち上げに参画している。

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 - CCRC, 学び

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