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早!! (ザオ)
*中国での砕けたおはようという挨拶です。
本日は表題の通り、今や日本でも至る所で目にする「Wechat」のサービスを提供している「テンセント」に突撃訪問致しました。
(日本ではそのWechatの特に支払いの部分のサービスのwechat payをよく目にすると思います。)
wechatって何だよ!
私は今を生きるので必死で時代の流れについていけてません!!! ((((;゚Д゚)))))))
という方も涙を吹いてこちらから勉強してください。
(wechatが3分でわかります→こちら)
一言でいうと、
ユーザー数約10億人くらいの、
LINEのより機能が多い、
LINEの中国版みたいなものです。
因みに、テンセントに関してですが今は少し株価が下がりましたが、2018年1月には時価総額64兆円で、世界1位のアップル、2位のグーグルの持ち株会社アルファベット、3位のマイクロソフト、4位のアマゾン・ドット・コムに次いで5位にランクしておりました。
通称アジアNo.1企業と呼ばれており、そのサービスは多岐に渡ります。
下記の図の様に、同種のメッセンジャーアプリ「Wechat」「QQ」、SNSアプリ「Qzone」、オンラインゲーム、ニュース、ビデオ、音楽、ブラウザそして、モバイル決済とさまざまなプラットフォームを構築しています。
(※テンセント2016年4Q決算説明資料より。以下同)
また売り上げに関しては、
「FaceBookの様に10億人程のユーザーを抱えるSNSサービスを持っているなら9割が広告収入でしょう〜」
と安直な推論を立てる方も無きにしも非ずでしょうが、
実は7割はゲーム事業で稼いでおります!!
ゲームには相当、力を入れていて、近年はソフトバンクからゲーム会社を買収するなど世界中の有力ゲーム企業を傘下に収め、膨張を続けています。
とまあ、ご挨拶と会社概要はこのくらいにして、早速潜入レポートを開始します!
そして、ただ潜入するだけでは面白くなので、
3000億円の純利益を
赤字展開させる方法も
同時に考えてみました!!
まあ、何言ってんだコイツ。。
と思わずに取り敢えず読み進めて下さい。
テンセントへいざ潜入!!
これが外観です!
立派な自社ビルでございます。
実はこの写真で気づかれた方もいらっしゃるかも知れませが、本社である「テンセント深セン」ではなく「テンセント上海」でございます。。。
上海でも十分感動しますので、そこは気にせず読み進めて下さい!!
今回は前回のアリババ潜入の編の様に門で追い返される事なく普通に潜入出来ました。
これが受付です、QQのマスコットキャラクターのペンギンちゃんが出迎えてくれました。
そして、テンセントの受付はなにやら自動っぽいです。
今まで累計上海で50を超えるビルへ営業に行きましたが、自動の入館手続きは初めて見ました。
感動です。(今回は用が無いので使ってませんが、次回は使ってみたいものですね〜)
そして、受付に入り左に曲がると少し開けた空間がありました。
そこで、最先端テクノロジーを感じるポイントがありましたので、幾つか紹介していきます。
テンセントのオフィスのここが凄い!!
①巨大なテレビ
無駄に大きなテレビが壁に架けられていました。
そして、テレビの前にはスペースもありますので、ここでセミナーを開催することも出来そうです。
いつもセミナー会場探しに奮闘している私にとっては、
羨まし過ぎてコードを引っこ抜いて帰ってしまいたい。
と思った程でした。
(実際はする訳無いので、ご安心を、、)
②世界のQQのユーザー数の分布
これまた、大きなテレビがございました。1つの部屋に巨大テレビを堂々と展示する辺りさすが、時価総額64兆円企業だなと思いました。
1つくらい譲ってよ!!
って、警備員の体格の良いお兄さんに直談判したくなりました。。
この分布は面白く、やはり中国は沿岸部に集中して都市発展しており、内陸部との発展の差を感じました。
これ全国民が一斉にQQをアンインストールしたら真っ暗になるかと、少しそんな意地悪な実験をしてみたくもなりました。
③透明のタブレット的なもの
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これは本当に驚愕しました。
写真では少し分かりにくいかも知れませんが、これはモノを展示する為の透明なガラスをだと思いきや、タッチするとなんとタブレットとして機能します!!
言うなれば、透明のIpadです。
ガラスと思ってタッチすれば、写真をスクロール出来て、もう一回タッチするとそれぞれのトロフィーや賞状などの説明が見れます。
これは本当に欲しいですね。
例えば、高層ビルの展望台の部分を全てこの素材で作り、普段は適当に床の画像を表示しておき、スイッチ1つでその画像を消せば、一瞬で透明になり空中に浮いている感覚になれます。
例えるらな、映画「スカイクレーパー」のワンシーンでボタン1つで高層ビルのワンフロアが突如透明になったアレです。
あのシーンが現実世界で実現できる日が近いかも知れません、、、
因みに、この映画はなかなか面白いです。
機会があれば是非劇場に足を運んでみてはどうでしょうか?
(スカイクレーパーの予告映像)
見れない時はこちらから→ここ
ここまで普通に潜入レポートをしていて、
テンセントの凄さは重々理解したのですが、
正直、全く赤字展開させる方法を見つけれてません。。
流石はアジアN0.1企業!!
付け入る隙は何処にも無いのか、、
この企画は打ち切りだな、、
とあきらめかけたその時、
1つ筋の光が見えました。。
④無料のプリクラ
そう、その一筋の光こそが、
無料のプリクラです!!
(因みにお昼休みに撮影したので社員は殆ど居ませんでした。)
この無料のプリクラ!
微妙に少し可愛く加工される所がなんかイラっとしますね。
因みに、中国の一級デパートでは偶に見かけます。
無料で取れてプリントまで出来て、スマホに画像としても保存出来る優れものです。
ただ、利用者は少ない様に思えます。
私は百聞は一見に如かずマインドで生きておるので、取り敢えず一回何事もトライしてみます。
、、、、
コメントしずらいですね。
(よく見ると頑張ってボケております。)
と、プリクラの感想は置いておいて、
ここで議論したいのは、
プリクラってそこそこ
原価かかってるんじゃないの説
です。
なので、少し調べてみました。
日本だとプリクラは1回400円くらいして、決して安価なモノではありません。
それを無料開放するテンセントはなかなかのキャッシュリッチですね。
因みにプリクラですが、平均的に印刷代と電気代等合わせて
200円
くらいコストがかかるらしいです。
たった、200円、されど200円。
私はこの僅か希望に望みを懸けました。。。
なので、テンセントがこのプリクラの費用を全て賄っていると仮定して、
何回プリクラを取れば
テンセントを赤字に追い込めるのか
計算して見ました。
テンセントをプリクラで赤字にする方法
まず、テンセントの最新版の純利益をみてみます。
純利益 178億6700万元
日本円にすると
大体3000億円くらいです笑
(2018/8/15)
純利益で3000億円て半端ないですね。。
その3000億円を1回200円のコストがかかるプリクラで粉砕しようと思うと、
3000億円÷200円/回=15億回
15億回プリクラを撮る必要があります、、
大体印刷まで待って一回のプリクラにかかる時間が5分くらいでした。
仮にテンセントの営業時間を考慮して1日12時間フルでプリクラを取れると計算すると、
1日約144回プリクラを撮れます。
そうすると、15億回撮るためには、
15億回÷144回=約1041万日必要です。
これを年に直すと、約2万8538年です。
因みに、約3万年前といったらまだ私たちが、まだ、
ネアンデルタール人だった時代です。
人類がネアンデルタール人から現代の様に人々が当たり前の様にスマートフォンを持てる時代になるまでひたすらプリクラを撮れば、なんとかテンセントを赤字にまで追い込めます。
簡単に図解してみました。
まとめ
皆さんいかがでしたでしょうか?
今やアジアNo.1企業と呼び声の高い、「テンセント」に潜入し、赤裸々に実態を暴露致しました。
(誰でも入れる一階のロビーだけですが、、、)
そして、その中で無料プリクラに目をつけて、純利益3000億円を赤字展開させる方法考えました。
取り敢えず、今回の内容を簡潔にまとめると、
■受付のロビーには巨大テレビが沢山
■「スカイクレーパー」のワンシーンを再現出来そうなガラスのタブレットがある
■無料プリクラでテンセントを赤字展開させようと思ったら、約3万年必要
おまけ
テンセント上海のオフィスに隣接しているカフェではテンセントのグッズを購入できます!!
テンセントの面接を受けに行く方がもし居れば、このグッズで完全武装して面接に望めば、合格率が上がるかもしれませんね!
もし、テンセントグッズ欲しい!!
って思ったらメッセージくれたら代わりに買って届けますよ!
長文ご愛読ありがとうございました!!
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